クラシック三冠馬となるも調子を崩していた オルフェーブル が遂に復活の狼煙を上げました。 2012年6月24日、第53回宝塚記念GIレースを制して5冠馬となりました。
本ブログに2012年4月15日 ゴールドシップ2012第72回皐月賞を制す、血統はオルフェーヴルと同じ黄金配合 を伝えたのは去年のオルフェーブルの強さ故でした。 父親がステイゴールド、母親の父がメジロマックイーンと言う配合が オルフェーヴルと同じとして ゴールドシップ の勝利も宜成る哉、と記事にしたのでした。
しかし当のオルフェーブルは今年2012年になって 3月18日には第60回阪神大賞典で2着、 今回の競走の前走となる4月29日の第145回春の天皇賞では何と二桁11着に沈んでいたのです。 この時はかたむき通信にも2012年4月29日 2012春第145回天皇賞ジンクス通りオルフェーヴル破れビートブラックが重賞初制覇 として報じたものです。 去年の三冠馬のスランプ此処に極まれり、と言った感がありました。
それにも関わらず勝率5割を誇る5歳牡馬 ルーラーシップを抑え1番人気を獲得していたオルフェーブルは 上半期グランプリレースとしてファン投票で1位でもあったのです。 ファン投票で1位の馬の優勝はそれ程簡単なことではなく 2006年のディープインパクト以来6年振りともなるのでした。 本競走でも2着は人気と同じくルーラーシップで 2馬身差を付けての勝利です。 池江泰寿調教師も本調子ではないと感じていたそうですから脱帽物です。
血統で言えば3年前の第50回では全兄の ドリームジャーニー が勝っていましたからゴールドシップの皐月賞勝利もあり勢いは付いたかも知れません。 第53回宝塚記念は阪神競馬場の芝2200mで施行され 賞金総額は2億5120万円、 4歳牡馬オルフェーブルは1着賞金1億3200万円を獲得したのです。
さて 穴男江田照男騎手 の駆る ネコパンチ (6歳牡馬)は此方も別の意味で期待の日経賞の再現はなりませんでした、残念。 ネコパンチ、ハナを切ったのは大方の予想通りとされては 万馬券馬と万馬券男としては少々面白くないでしょう。 それでも2番手に3~4馬身差をつけて淡々と逃げはしましたが、 他の騎手も日経賞での苦い経験がありましたから易々とは行きません。 最終的には最下位16着まで沈んでしまいました。 それでも、若しや?と盛り上げてくれたのは確かです。
また本ブログに2012年5月13日 第7回ヴィクトリアマイルを制した勝利の女神はホエールキャプチャ~6度目の正直でGI初勝利 に前走の勝利を伝えた今競走唯一の牝馬 ホエールキャプチャ も14着と振るいませんでした。
さてさて、復活オルフェーブルはこれで愈々世界が視野に入って来ました。 ファンとしては些か遠のいた感もあった 凱旋門賞出走 にも胸膨らまされる処ではないでしょうか、 そして出来得れば…勿論。
0 件のコメント:
コメントを投稿