本日父の日に当たってか又もや父親としての冥加が ディープインパクトに齎されました。 孝行娘の名は グルヴェイグ 、4歳牝馬です。
かたむき通信にはディープインパクト産駒の重賞勝利について その杞憂から払拭、大暴れまでについて以下に配信しました。
- ジェンティルドンナ桜花賞2012を制し父ディープインパクトのジンクスを破る(2012年4月8日)
- ジェンティルドンナ圧巻オークスで5馬身差を大魔神馬ヴィルシーナにつけ2冠達成(2012年5月21日)
- ディープブリランテが日本ダービー制覇~ディープインパクト産駒大暴れ(2012年5月28日)
そしてまたグルヴェイグが父の日のプレゼントにでしょうか、 本日2012年6月17日に阪神競馬場で開催されたGIIIレース 第17回マーメイドステークス を制覇して見せたのです。
マーメイドステークスは1996年に創設され、 今年で第17回を迎えるサラ系牝馬3歳以上で実施されるレースです。 芝2,000メートルで施行され 賞金総額は6,660万円、1着には3,500万円が与えられます。
実はこの創設の翌年の1997年、第2回マーメイドステークスの勝利馬こそグルヴェイグの母親 エアグルーヴ なのでした。 グルヴェイグは父親だけでなく、母親にも嬉しい勝利をこの日勝ち取った訳です。
そしてこの勝利はグルヴェイグ自身に取っても重賞初勝利となったのです。 今までは10戦して4勝するものの重賞には未勝利、 GIレースに2度挑戦するも3位以内に入ることもありませんでした。
重賞未勝利ながらも仕上がりは上々でした。 前々走の2012年5月12日の紫野特別での芝1,800メートル、 前走の2012年6月3日のホンコンジョッキークラブトロフィーでの芝2,000メートルに連勝していたのです。 その結果、今レースでは単勝の最終オッズでは2.3倍と1番人気を得て 見事その期待に応えて見せたのでした。
母親エアグループが第2回マーメイドステークスに勝ったとき騎乗の 武豊騎手はその15年後の今レースでは娘に対抗すべく スマートシルエットを駆りましたが残念ながら14着最下位に沈んでいます。
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