桜前線が北上する頃 桜花賞の季節がやってきました。 本日2012年4月8日開催の桜花賞を制したのは ジェンティルドンナ(Gentildonna) でした。
ジェンティルドンナは彼の武豊騎手に、 走るというより飛んでいる と謂わしめた名馬 ディープインパクト の産駒です。 実は去年2011年4月10日に桜花賞を制したのもディープインパクトの産駒 マルセリーナ でしたから、桜花賞ディープインパクトの産駒連覇となりました。
ディープインパクトは謂わずと知れた無敗三冠馬で2005年には
- 皐月賞
- 日本ダービー
- 菊花賞
それから種牡馬として多くの産駒を輩出しましたし、 産駒はマルセリーナに見られる如く重賞を獲得してもいましたが、 遺憾ながら重賞を重ねる産駒が居なかったのです。
今年GI桜花賞を制覇したジェンティルドンナは 年頭1月8日には京都競馬場でGIIIのシンザン記念を制していたのでした。 ジェンティルドンナは桜花賞を制すると同時に 父ディープインパクトの産駒に重賞2勝馬は誕生しないという 嫌なジンクスとなりそうな噂を一蹴しもしたのです。 実に親孝行な娘とも言えそうですね。
因みに今年桜花賞の賞金総額は1億6,890万円、 そして優勝は8,900万円、 Gentildonnaとはイタリア語で貴婦人、を意味するとのことで こんな優雅な名前を付けてくれた恩返しか、 馬主さんにとっても孝行娘と言えそうです。
追記
(2012年5月21日)
ジェンティルドンナが第73回優駿牝馬を制したのを受け
ジェンティルドンナ圧巻オークスで5馬身差を大魔神馬ヴィルシーナにつけ2冠達成
を配信しました。
追記
(2012年11月25日)
第17回秋華賞をも制して牝馬三冠となっていたジェンティルドンナが
第32回ジャパンカップにも勝利したのを受け
貴婦人ジェンティルドンナがオルフェーヴルをハナ差で抑え牝馬三冠馬としてジャパンC初制覇
を配信しました。
- ジェンティルドンナ 2014秋天皇賞 パドック( photo credit: urasimaru via Flickr cc)
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