2012年4月22日日曜日

古豪シルポートが混戦の第43回読売マイラーズカップ2012を制し連覇達成

京都競馬場芝1,600mを本日2012年4月22日逸早く駆け抜けたのは、 何と去年の勝ち馬 シルポート でした。 第43回読売マイラーズカップを去年に続き連覇し、 1着賞金5,500万円を獲得したのです。

読売マイラーズカップの賞金総額は1億480万円、重賞GIIに格付けされます。 1970年に古馬により競われるマイラーズカップとして創設され、 当初は阪神競馬場で開催されていました。 度々京都競馬場で開催されもしましたが、今年2012年より基本的な施行場とされました。 正式名称が現在のものに変更されたのは1980年で、 その6年前1974年より読売新聞社より優勝杯の提供を受け、 読売杯マイラーズカップに名称変更されていたものを受けたものですが、 現在もマイラーズカップと呼び親しまれています。

現在平地でのレースは800mから3,600mの距離で開催されますが、 競走馬はその距離適正から屡

  • スプリンター:6ハロン(約1200m)前後の距離
  • マイラー:1マイル(約1600m)前後の距離
  • ステイヤー:長距離(2800m以上)
と分けられ呼ばれます。 この読売マイラーズカップはその名のとおり 1,600mで開催されるマイラーの速さを競うレースとなっています。

このマイラーズカップに於いてはマイラーの始動レースでもあり、 同じくマイルレースのGI安田記念を目標とし、 GIIIダービー卿チャレンジトロフィーや これは1,400mですがGIIの京王杯スプリングカップなどの前哨戦に位置付けされます。

前日のオッズでは1番人気が去年GIマイルCS勝ち馬の5歳牡馬エイシンアポロン、 2番人気が重賞勝利こそありませんが4歳牡馬トーセンレーヴ、 続く3番人気は今年2月5日にGIII第62回東京新聞杯の勝利した 5歳牡馬コスモセンサーとなっていました。 しかしオッズ当日になっても一番人気単勝が、6~7倍と大混戦 これを制したのが当日オッズ3番人気の7歳と古豪の牡馬シルポートだったのです。 予想は混戦ながらもレースは逃げ馬のシルポートが終始トップのまま逃げ切る展開となりました。 2着ダノンシャークに1馬身、3着コスモセンサーを2馬身半の差でかわしたのでした。

netkeiba.comが2012年4月18日の記事 【マイラーズC】栗東レポート~シルポート に追い切り後の小牧太騎手の言を伝えるところでは、 以前、いい状態の頃に乗った感じと同じで7歳になったが衰えは全然感じない、 とあり、その通り並み居る好敵手を薙ぎ倒しての 読売マイラーズカップマイスターは俺だ!とばかりに 去年2011年4月17日開催の第42回に続く連覇を果たしのでした。 マイラーズカップを連覇したのは3頭目で 力強い言葉を残して騎乗の小牧太騎手も共に連覇となり、 また騎手としては初の連覇と成し遂げたのでした。 西園正都調教師も共に調教師として4人目の連覇を達成したことになります。

安田記念の前哨戦として位置付けられるこのレース、 去年は読売マイラーズカップに勝利しながらも 今レースでは最下位に沈んだリアルインパクトに安田記念を勝ちを持っていかれましたが、 さて、如何相成ることでしょうか。

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