2012年6月25日月曜日

第53回宝塚記念オルフェーブル制し5冠、世界を視野に~ネコパンチ穴ならず

クラシック三冠馬となるも調子を崩していた オルフェーブル が遂に復活の狼煙を上げました。 2012年6月24日、第53回宝塚記念GIレースを制して5冠馬となりました。

本ブログに2012年4月15日 ゴールドシップ2012第72回皐月賞を制す、血統はオルフェーヴルと同じ黄金配合 を伝えたのは去年のオルフェーブルの強さ故でした。 父親がステイゴールド、母親の父がメジロマックイーンと言う配合が オルフェーヴルと同じとして ゴールドシップ の勝利も宜成る哉、と記事にしたのでした。

しかし当のオルフェーブルは今年2012年になって 3月18日には第60回阪神大賞典で2着、 今回の競走の前走となる4月29日の第145回春の天皇賞では何と二桁11着に沈んでいたのです。 この時はかたむき通信にも2012年4月29日 2012春第145回天皇賞ジンクス通りオルフェーヴル破れビートブラックが重賞初制覇 として報じたものです。 去年の三冠馬のスランプ此処に極まれり、と言った感がありました。

2012年6月17日日曜日

母親エアグルーヴ同様マーメイドステークス制覇のグルヴェイグ~ディープインパクトに父の日のプレゼント

本日父の日に当たってか又もや父親としての冥加が ディープインパクトに齎されました。 孝行娘の名は グルヴェイグ 、4歳牝馬です。

かたむき通信にはディープインパクト産駒の重賞勝利について その杞憂から払拭、大暴れまでについて以下に配信しました。

そしてまたグルヴェイグが父の日のプレゼントにでしょうか、 本日2012年6月17日に阪神競馬場で開催されたGIIIレース 第17回マーメイドステークス を制覇して見せたのです。

マーメイドステークスは1996年に創設され、 今年で第17回を迎えるサラ系牝馬3歳以上で実施されるレースです。 芝2,000メートルで施行され 賞金総額は6,660万円、1着には3,500万円が与えられます。

2012年6月3日日曜日

第62回安田記念は去年2着のストロングリターンが勝ってGI初制覇

日本競馬の発展に与って力の有った日本中央競馬会初代理事長である 安田伊左衛門氏を記念して1951年(昭和26年)創設されたのが 安田記念 で、あり正式には農林水産省賞典安田記念と表記されます。

安田記念は重賞GI競走であり芝1,600Mで施行されます。 本日2012年6月3日に東京競馬場で第62回が開催されました。 1番人気のサダムパテックのオッズは単勝の6.6倍、 グレード制導入以来、最低の数値を示す人気馬不在の大混戦です。 この春のマイル最強古馬の決定戦を制したのは ストロングリターン 、G1初制覇でした。

去年第61回安田記念は堀宣行調教するところのワンツーフィニッシュを決めました。 その時クビ差で リアルインパクト に花を持たせた2着馬こそ ストロングリターンだったのです。 今年は自らの順番だとばかり逆に2着にクビ差を以て勝利して見せました。 リアルインパクトは残り300M地点で一旦先頭に立つも最終的には6位に沈んでいます。

2012年6月2日土曜日

第70期名人戦森内名人対羽生王位、第5局を制し森内名人名人位に王手

第70期名人戦は今年2012年名人位成立より400年、 即ち初代大橋宗桂名人が徳川家康公より名人位を受けてからちょうど400年にあたります。

この節目たる今期は森内俊之名人(41歳)と挑戦者の羽生善治王位(41歳)の間に 2012年4月10日第1局の開始より激しく争われています。

いえ、名人戦は2002年からこの10年、以下の如く

  • 2002:森内俊之名人
  • 2003:羽生喜治王位
  • 2004:森内俊之名人
  • 2005:森内俊之名人
  • 2006:森内俊之名人
  • 2007:森内俊之名人
  • 2008:羽生喜治王位
  • 2009:羽生喜治王位
  • 2010:羽生喜治王位
  • 2011:森内俊之名人

両氏のみしかその栄冠位を手にしておりませんので 10年前より争われるべくしてこの400年の節目を順当な 二人で争うことになったとも言えるでしょう。