2012年9月17日月曜日

オルフェーブル世界一へ好調な滑り出し~凱旋門前哨戦フォワ賞勝利

勝っても 〔K1〕 負けても 〔K2〕 更には同じ血統の馬が勝った時さえ 〔K3〕 かたむき通信に取り上げたのはそれが日本の最強馬 オルフェーブル であればこそでした。

今回の勝利はまた一味異なると言うのも それが海外、フランス国での勝利であり、 競走馬世界一を決めるレース、 凱旋門賞 の前哨戦であるからです。 2012年第58回 フォア賞Prix Foy) にオルフェーブルが勝利したのです。

GIIレースのフォア賞が凱旋門賞の前哨戦と目されるのは 凱旋門賞が開催されるロンシャン競馬場の芝2,400mと正しく同条件で開催されるレースだからです。 日本馬が同レースに勝利したのは以前に1度、 実に前世紀1999年のエルコンドルパサー以来ですから13年振りとなりました。 此の年10月3日、エルコンドルパサーは第78回の凱旋門賞で蛯名正義騎手騎乗で 見事2着に食い込んで見せましたからこの前哨戦の重要さも分かろうと言うものです。 従って日本で史上7頭目のクラシック三冠馬であることも併せ オルフェーブルへの地元での期待も高まっているとされます。